香取 淳の本棚

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『伊能忠敬の化身-その2-』を文芸「草の丘」第25号に発表。【2024.04.05】
 『伊能図』を世界中に紹介したのはシーボルトですが、鎖国下の江戸時代に
如何にして異人の手に渡ることになったのか、その複雑なプロセスを描いています。
後編で完結にしたかったのですが、史実を調べているうちに『捏造された歴史に』に
気付かされ、何度も何度も書き直さなければならない羽目に陥っています。

・『伊能忠敬の化身』の前編を文芸「草の丘」第24号に発表。
 伊能忠敬の世界に浸っているうちに、彼が半生をかけて行った天と地の測量以上に
大きな問題があることに気づきました。それは、彼が作った日本の地図−伊能図と
呼ばれる―が引き起こした悲惨なドラマと、海外に進出した伊能図が果たした功績。
詳しいことは後半に書きますが、"楽しく読んでもらえること"を念頭に執筆しています。

『伊能忠敬と四人の妻』の連載を終えてを文芸「草の丘」23号に発表。
 この小説を書くために、現地取材や膨大な資料を調べましたが、その過程で様々な気付きや発見が
ありました。その幾つかをエッセイ風に纏めましたが、従来の忠敬像とはかなり違っていますよ。

連載小説『伊能忠敬と四人の妻』の第6回(完結編)を文芸「草の丘」22号に掲載。
 同時に、6回分を取り纏め、若干の修正を加えてオンデマンド出版致しました。
 購入先は、次のwebサイトで。  ・アマゾン  ・丸善ジュンク堂
 また、丸善、ジュンク堂、文教堂書店で「お取り寄せ」も可能です。 2022.07.15

・連載小説『伊能忠敬と四人の妻』の第5回を文芸「草の丘」21号に掲載しました。
 今回は、3番目の妻 信(のぶ)と再婚し、その信の勧めもあって好きな暦学に取り組む
 プロセスで漢学者の久保木清淵と親交を深めてゆく。しかし幸せな夫婦の暮らしは短く、
 愛妻の信は不治の病に罹って、30歳前の若い命を閉じてしまう・・・。 2021.12.15

・連載小説『伊能忠敬と四人の妻』の第4回を文芸「草の丘」20号に掲載しました。
 今回は、2番目の妻 幸(こう)との出会いから、打ちこわしや政変を挟んで、コウが死ぬところまで。
 戒名「妙諦」以外に記録が残っていない2番目の内妻に、父 幸七の一字を取って「幸」とネーミング、
 謎とされる忠敬と仙台藩医の桑原隆朝との出会い、さらに隆朝と堀田正敦との出会いを大胆に
 想像してみましたが、本当にあったかのようにも思えてきます。2021.06.20

・連載小説『伊能忠敬と四人の妻』の第3回を文芸「草の丘」19号に掲載しました。
 今回は、最初の妻 達(ミチ)の死まで。忠敬に比べ遺された史実が乏しいミチの一生ですが、
 その割には活き活きと描けたのではないか……と自画自賛しています。2020.12.20

・『伊能忠敬と四人の妻』の第2回目を文芸「草の丘」18号に掲載。婿入りした佐原村での暮らしと
 祇園祭や河岸騒動での活躍を描きました。次回は、最初の妻 達(みち)との死別までの予定。2020.06

・『伊能忠敬と四人の妻』は、香取 淳にとって初めての時代小説。これまで殆んど書かれていない、
謎の多い忠敬の幼・少年期と伊能家への婿入りまでを描いています。2020.01
 
・「霧氷U」を、web同人誌 文芸「草の丘」15号に掲載しました。30年ほど前に、
「仙台文学」39号に投稿した「初めての小説」のリライトです。2018.12.20

・「宿場町と共に消ゆ-その3」を、web同人誌 文芸「草の丘」14号に掲載。
その1、その2と合わせて150枚ほどの中編小説に仕上がりました。2018.06.20

・「モミジのごとく」を文芸「草の丘」11号に掲載。終活に関連した死の在り方を問う作です。2016.12.27


「香取神宮」はペンネームの由来
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