香取 淳の本棚
文芸「草の丘」第25号発行!
ウェブサイト 文芸「草の丘」 |
短編「観覧車」(創刊号) |
|
写真はお台場の観覧車ではないけれど… |
この短編は、ある有名な小説を読んだことが動機になっています。その小説では、
半陰陽の美女が登場しますが、その美女は瞬く間に複製されて数を増やし、
悪魔のようにはびこっていく…というストーリーです。
この世の中には、半陰陽の人が大勢生きている筈ですが、そのような人たちは
自分の性をひた隠しに隠して生きていると思います。
フィクションとはいえ、そのような人物を悪魔のように描くことはいかがなものかと
義憤を感じました。
この「観覧車」という作は、そのような人たちへのエールのつもりで書きました。
SFファンタジー「アプとズコ」(連載完結) |
|
龍泉洞の小さな滝 |
この作は、私が30歳代の後半に、仕事で青森県の下北半島に行ったときに閃いたストーリー
です。それから、30年の歳月が流れましたが、やっと文章に表現できるときがやってきました。
舞台は25世紀。宇宙生物のイカタック星人に侵略された地球では、先住民の人間はホサピと
いう家畜にされて、労役や家事、看護・介護さらにレースや格闘技用のエンタテイメントホサピに
されていました。
その家畜化されたホサピのなかに、「アプとズコ」という少年と少女が登場してきます…。
連載のSFファンタジーですが、面白い展開にご期待ください。
香取 淳へのメッセージはこちらまで